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今さら聞けないお米の炊き方の基本!プロの炊き方や簡単に美味しいお米が炊ける裏技も紹介

今さら聞けないお米の炊き方の基本!プロの炊き方や簡単に美味しいお米が炊ける裏技も紹介

日本人の主食でもあるお米。毎日食べているという方も多いはずですが、基本的なお米の炊き方をご存知でしょうか。この記事では、基本のお米の炊き方や、プロの炊き方、簡単に美味しいお米が炊ける裏技までご紹介します。

お米の炊き方の基本

まずは基本のお米の炊き方をご紹介します。

準備するものは、炊飯器用の計量カップとボウルです。手順は以下のとおりです。

・炊飯器用の計量カップで、炊きたいお米の量をはかります。この時、指などで表面をならし、すりきりできっちりとはかるようにしましょう。

・ボウルにお米を入れ、更に水を加えてお米を研ぎます。さっと2、3回かき混ぜ、一旦水を捨てます。

・再度ボウルに水を入れ、手でかき混ぜながら洗います。これを3、4回繰り返しましょう。水が透明になるまでやらなくても問題ありません。

・炊飯器にお米を移し、メモリまで水を入れます。そのまま30分から2時間ほど水に浸しましょう。夏場は30分、冬場は2時間と水温に応じて調整するのがおすすめです。その後、炊飯ボタンを押します。

・ご飯が炊き上がったら、手早くお米をほぐします。お米の粒を潰さないよう、炊飯器の底からふわっと混ぜるようにほぐしましょう。

無洗米の炊き方に違いはある?

無洗米とは、洗う必要のないお米のことです。

普通のお米には、肌ぬかという粘着性の高いぬかが付いているので、炊飯の前にきちんと洗う必要があります。しかし無洗米は、肌ぬかを工場で取り除いているので、洗わずとも食べられるのです。

無洗米を炊く際は、水加減に注意が必要です。無洗米は表面の肌ぬかが取り除かれているので、普通のお米に比べて計量カップに入る量が多くなります。よって、水の量を少し増やす必要があるのです。

無洗米を炊く際は、無洗米専用の計量カップではかるか、通常の計量カップを使用するなら、1合につき水を15mlほど追加しましょう。

炊飯器で炊くのと土鍋で炊くのとの違いは?

「土鍋で炊いたご飯は美味しい」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。炊飯器と土鍋、具体的には何が違うのでしょうか。

土鍋は炊飯器に比べ、熱伝導率が低いという特徴があります。熱伝導率が低いと、炊飯の際にお米の温度も緩やかに上がります。すると、お米の甘みを引き出すアミラーゼという成分が長く働くため、甘みが強く、もちもちとしたお米に炊きあがるのです。

炊き方

土鍋でご飯を炊く方法をご紹介します。

・炊飯器と同じように、お米を研ぎ、土鍋に入れる。

・お米の量と同量の水を土鍋に入れ、30分から1時間ほど水に浸す。この時、冷たい水でじっくり浸せばより美味しくなります。

・浸水が完了したら、土鍋を火にかけます。まずは強めの中火で10分ほど、沸騰するまで加熱しましょう。

・沸騰したら弱火にして、更に10分加熱します。ブツブツという音が静かになったら炊き上がりが近いサインです。

・炊き上がったら火を止めて、蓋をしたまま10分蒸らします。最後にかき混ぜれば完成です。

気になる「プロ」の炊き方

では、プロの料理人はどのようにお米を炊いているのでしょうか。プロのお米の炊き方をご紹介します。

計量は箸を使って慎重に

計量するときは、箸などを使って丁寧にお米の量をはかります。

トレーなどの上で、計量カップにお米を山盛り入れます。カップにお米をしっかり入れたら、お箸ですりきり、きっちりとはかりましょう。

わずかなお米の量の差が、仕上がりに違いをもたらします。時間に余裕のあるときは、きっちりとはかってみると、いつもより美味しいお米が炊きあがるかもしれません。

水はミネラルウォーターを使う

お米を研ぐときは、ミネラルウォーターを使用します。

お米が一番最初に触れる水は、良質なものを選ぶのがプロ流。お米は乾燥しているので、最初に触れる水を最も多く吸収するそうです。その水を良質なミネラルウォーターにすることで、お米の味や炊きあがりに差が出ます。

ミネラルウォーターでお米を研ぐなんて、贅沢すぎない?と思われがちですが、特別な日や来客のある時などに試してみてもいいかもしれません。

浸水は最低でも1時間以上

お米を炊く前は、最低でも1時間以上水に浸します。

お米にたっぷりと水分を含ませることで、甘みが引き出されます。お米を浸すときはミネラルウォーターを使用し、最低でも1時間以上、じっくりと浸水させましょう。
プロの技を毎日継続するのは難しいですが、時間のある週末などに試してみてはいかがでしょうか。

簡単!家庭で美味しいお米が炊ける裏技

お家で美味しいお米が炊ける裏技があったら、ぜひ試してみたいですよね。ここからは、今日から実践できる、家庭で美味しいお米が炊ける裏技をご紹介します。

酒・みりんを加える

美味しいお米を炊く1つ目の裏技は、酒やみりんを入れることです。

アルコール成分がお米のぬか臭さを除去し、美味しく炊きあがります。また、みりんに含まれる糖分がお米をコーティングしてくれるので、つやつやとした見た目のお米に仕上がります。お米1合に対して、大さじ2分の1の酒、もしくはみりんを入れて炊いてみましょう。

はちみつを加える

美味しいお米が炊ける裏技2つ目は、はちみつを加えることです。

はちみつは、お米の酵素を分解する役割があります。はちみつを入れてご飯を炊けば、お米の旨みが引き出されるでしょう。お米1合に対して、はちみつを小さじ2分の1ほど入れて浸水させます。あとは通常通り炊飯するだけで、いつもより美味しいお米が食べられるかもしれません。

もち米を混ぜる

美味しいお米が炊ける裏技3つ目は、もち米を混ぜることです。

もち米を混ぜることで、いつものお米がよりモチモチに仕上がります。白米に比べてもち米は、粘り成分が多いのが特徴です。よりモチモチしたお米が食べたければ、いつもの白米に対して1割から3割ほどの量のもち米を加えて、炊いてみましょう。

竹炭・備長炭と一緒に炊く

美味しいお米が炊ける裏技4つ目は、竹炭・備長炭と一緒に炊くことです。

竹炭や備長炭に含まれるミネラルがお米に染み込むことで、粘り気のある美味しいお米に炊きあがります。竹炭や備長炭はしっかりと洗い、煮沸消毒してから使用しましょう。

まとめ

お米の炊き方にはさまざまな方法があることがわかりました。どの方法にも共通しているのは、しっかりと計量し、浸水させてから炊飯することです。手間はかかりますが、丁寧な作業によって、美味しいお米に仕上がるでしょう。

また、酒やみりん、はちみつを加えるといったお米を美味しく炊く裏技もあります。今からでも実践できる簡単な方法なので、気になる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。