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山形のさくらんぼは美味しい?味の特徴や旬の時期を品種ごとに紹介

山形のさくらんぼは美味しい?味の特徴や旬の時期を品種ごとに紹介

甘酸っぱい味わいと、かわいらしいフォルムで人気のさくらんぼ。日本のさくらんぼは、約4分の3が山形県で栽培されています。そんな日本を代表するさくらんぼの名産地、山形県ではどんな品種がメジャーで、美味しくいただける旬の時期はいつなのか気になりますよね。そこで今回は、山形県で育てられている美味しいさくらんぼの品種や、食べ頃の時期について詳しくご紹介します!

甘さや果肉の食感など、複数の観点から徹底比較!抜群のさくらんぼを選んで、自宅でプチ贅沢を楽しみましょう!

美味しいさくらんぼを食べたいけれども、近くのスーパーではあまり種類がない・・・そんな方におすすめなのが、お取り寄せできるさくらんぼです。さくらんぼは傷みやすい果物。現地に直接行くか、産地直送の通販がおすすめです。今回は、お取り寄せできるものを中心にご案内いたします。

山形県の美味しいさくらんぼ品種

国産さくらんぼの中で、最もよく食べられている品種は佐藤錦です。山形県の栽培面積のおよそ75%は、佐藤錦が占めています。佐藤錦以外にもたくさん品種があり、最近人気が高まっている品種もあります。さくらんぼの味や特徴、価格相場などを品種ごとにご紹介します。

さくらんぼの王様、佐藤錦の旬

佐藤錦は、さくらんぼ品種の最高峰で、特に人気が高い品種です。果物の宝石とも呼ばれるほど果実は赤く染まり、果肉が厚く果汁たっぷりです。甘さの中に程よい酸味を感じられます。旬は短く、6月中旬から7月中旬までの20日前後です。Mサイズ500gで約2,000円程度で購入できますが、特秀品ともなると500gで約5,000円と価格が倍以上になります。

まるで紅い宝石ルビー、紅秀峰の旬

紅秀峰(べにしゅうほう)は、比較的新しい品種です。親に佐藤錦を持つだけあって見た目がよく、強い甘さを持つ特徴があります。佐藤錦は実が柔らかいため傷つきやすく、日持ちがしないという欠点がありますが、その点紅秀峰はしっかりした食感を感じられ、日持ちに優れています。旬は6月中旬~下旬ごろ。

紅てまりの旬

紅てまりは、粒が大きくて10g以上に成長します。果肉、果皮ともにしっかりとしているため、日持ちがする品種です。果肉の糖度は18~20度もあり、酸味が少なく、甘味が強い特徴があります。シーズン最後の7月に旬を迎える、さくらんぼの中でも晩生品種です。そのためお中元として購入されることも多いです。贈答用のLサイズ500gで約5000円のようです。

紅さやかの旬

紅さやかも、佐藤錦を交配して作られた品種です。早生種で6月中旬~下旬に食べ頃を迎えます。熟すと、黒っぽい紫色に色づくため、アメリカンチェリーのような果皮の色をしています。酸味が強く、適度な甘味が感じられる品種です。500gの価格は、約2500円のようです。

紅きらりの旬

さくらんぼの中でも、珍しい自家和合性の品種です。山形県園芸試験場が平成元年に交配した、比較的新しい品種です。果実の大きさは8~9gと大き目サイズで、酸味が少なく甘味をしっかり感じられます。旬は6月下旬ごろ。500gの価格は3500円程度のようです。

紅ゆたかの旬

紅ゆたかは、山形県で交配されて選抜育成された桜桃品種です。果実は約6~9gの大玉サイズ、果肉はクリーム色です。酸味が少なく、糖度は18~19%前後と強い甘味を感じられます。旬は6月中旬~下旬まで。バラ詰めのLサイズ500gで2600円程度のようです。

南陽の旬

南陽(なんよう)は、山形県の農業試験場で選抜育成された品種です。果実は約8~10gと大玉になりやすい傾向があります。果肉はとってもジューシーです。酸味が少なく甘味が強いため食味良好です。旬の季節は6月下旬。価格は3Lサイズ500gで5000円程度のようです。

山形県のさくらんぼ生産状況は?

山形県は、佐藤錦をはじめとする多くの品種を栽培している、さくらんぼの名産地。ここでは、そんな山形県のさくらんぼ生産量や、県内でも特におすすめの産地について見ていきましょう!

山形県のさくらんぼ生産量は日本一

さくらんぼの生産地として最も有名な山形県では、日本全体で生産されているさくらんぼの約4分の3は山形産です。近年では約10年間平均して18,300t程生産しています。

山形県はさくらんぼの栽培に適した気候

  1. 山形県はさくらんぼ栽培に適した環境に恵まれ、古くから美味しいさくらんぼの産地として有名です。そんな山形県の気候や風土には、以下のような特徴があります。
  2. ・寒暖の差が大きい気候
  3. ・適度な降水量
  4. ・十分な日照時間
  1. さくらんぼは寒暖の差が大きい環境が好みであり、日中の温暖な気候と夜間の涼しい気候が必要です。これにより、果実の色付きや糖度の向上が促されます。またさくらんぼは水はけの良い土壌を好みますが、もちろん水分も必要です。適度な雨はさくらんぼの木に栄養を与え、生育を助けます。さらに十分な日照が確保されることで、太陽の光をたっぷりと浴びた、甘くて美味しいさくらんぼが実ります。

さがえ西村山地域は、”紅秀峰の里・寒河江市”を含むさくらんぼの名産地!

JAさがえ西村山が位置する地域は、四方を山に囲まれた盆地で季節や昼夜による寒暖差が大きな地域。かつて清流日本一にも選ばれたこともある寒河江川や、山形県の物流を支えた最上川など、雪解け水をおおきく蓄えたきれいな水源があることに加え、紅秀峰の品種改良が行われた園芸農業研究所(旧県立園芸試験場)など、より美味しいさくらんぼをもとめた県・生産者の研究が積み重なってきた地域です。

山形県のさくらんぼ栽培の歴史

さくらんぼは日本に昔から存在していた果物ではなく、明治元年に渡来してきました。当時は日本全国で栽培がスタートしましたが、山形県以外の場所では失敗に終わってしまいました。さくらんぼはとてもデリケートな果物のため、霜害や梅雨、台風などによる被害が顕著にあらわれます。山形市を中心とする村山地方の平野部は、周囲を高い山に囲まれた盆地になっており雨、雪ともに少ない地形です。この地形がさくらんぼを栽培するために最適だったため、山形県はさくらんぼの生産地としてその名を馳せることになりました。

山形県でさくらんぼ狩りが楽しめる農園は?

さくらんぼの産地山形県では、少し贅沢な果物のさくらんぼをお腹いっぱい食べられるさくらんぼ狩り農園がたくさんあります。そこで、山形県内にあるおすすめのサクランボ狩り農園をご紹介します。

東根市のさくらんぼ農園

東根市でおすすめのさくらんぼ狩り農園は、「たきぐち果樹園」です。ペット同伴OKなので、愛犬と一緒にとれたてのさくらんぼを思う存分楽しめますよ◎

・名称:たきぐち果樹園

・住所:〒999-3727 山形県東根市野川2459

・時期:6月中旬~7月上旬

・料金:さくらんぼ狩り(30分食べ放題)中学生以上1,800円、3歳以上小学生以下1,300円

天童市のさくらんぼ農園

天童市でおすすめのさくらんぼ狩り農園は、「今野観光果樹園」です。有名品種の佐藤錦や紅さやか、紅秀峰から、北光や高砂などのレアな品種が食べ放題です。4歳以下のお子さんは無料で入園できるので、とってもお得です。

・名称:今野観光果樹園

・住所:〒994-0053 山形県天童市大字上荻野戸778

・時期:6月上旬~7月中旬

・料金:さくらんぼ狩り(40分食べ放題)大人(中学生以上)1,600円、子供(6歳~小学生)1,000円、幼児(3歳~5歳)500円、2歳以下無料

寒河江市のさくらんぼ農園

寒河江市でおすすめのさくらんぼ狩り農園は、「三泉観応さくらんぼ園」です。ブランド産地として名高い産地なので、本格的な味を堪能することができますよ!

・名称:三泉観応さくらんぼ園

・住所:〒991-0005 山形県寒河江市中河原138-1

・時期:6月上旬~7月上旬

・料金:さくらんぼ狩り(60分食べ放題)大人(中学生以上)2,000円、小学生1,000円、幼児(3歳以上)700円

まとめ

さくらんぼの名産地、山形県での品種や旬、おすすめのさくらんぼ狩り農園などをご紹介しました。さくらんぼの産地として、長くトップの座に輝き続けられるのには、恵まれた自然環境と栽培努力の賜物といえます。旬の時期には、山形県産の美味しいさくらんぼをぜひ味わってみてくださいね♪