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紅秀峰とは?味や旬の時期など特徴について解説

紅秀峰とは?味や旬の時期など特徴について解説

「紅秀峰(べにしゅうほう)」は、佐藤錦に次ぐさくらんぼの人気品種。赤く照りのある美しい見た目と食味の良さから、さくらんぼ農家の間では「ポスト佐藤錦」とも呼ばれています。今回は、そんな紅秀峰の味や旬などの特徴について詳しくご紹介します。

紅秀峰とは?

さくらんぼの品種「紅秀峰(べにしゅうほう)」は、10年ほど前に寒河江市で開発された品種。さくらんぼの中でも1番人気品種の佐藤錦と天香錦を交雑して育成され誕生しました。佐藤錦と比べ酸味が控えめで、よりしっかりとした甘みを感じられます。加えて、大きさはさくらんぼの中でも比較的大玉になりやすい傾向にあります。少し遅めの7月上旬に最盛期を迎えることから、近年生産量が増えています。

「ポスト佐藤錦」と呼ばれる人気のさくらんぼ

さくらんぼに然程詳しくない方でも佐藤錦という品種名を1度は耳にしたことがあると思います。知名度も高い佐藤錦は断トツの1番人気の品種といえます。しかし、佐藤錦にも欠点はあります。実が柔らかく日持ちがしないことや、収穫期間が短いことが挙げられます。紅秀峰は、佐藤錦より約2週間遅れて収穫され、実が締って日持ちが良い特徴を持ちます。佐藤錦に勝るとも劣らない良好な味と見た目を兼ね備えた、言わば「ポスト佐藤錦」として農家さんから期待されている品種です。

紅秀峰の食味

佐藤錦を親に持つ紅秀峰の糖度は20度前後と、かなり濃厚な甘味を感じられます。佐藤錦を超えるほどの強い甘味で、大粒な実はしっかりと締まり、ほどよい弾力でさくらんぼ好きにはたまらない品種です。

紅秀峰の最大の特徴はその赤い輝き!

紅秀峰の最大の特徴は、その赤色の輝き!紅い宝石の王様・ルビーにも例えられるほど!
JAさがえ西村山管内では「生産者部会」という組織のもと、お客様に安全・安心で高品質な果物を安定的にお届けするため、統一された厳しい出荷基準を順守。お客様にご満足いただける品質でお届けしています。

紅秀峰の旬の時期

紅秀峰の旬は、佐藤錦から遅れること2週間ほどの6月下旬~7月中旬頃までです。晩生種なので、お中元のギフトとしても利用されています。

紅秀峰の産地や生産量は?

紅秀峰が最も栽培されている場所は山形県です。栽培面積は461ha、シェア率は80%となります。2位の山梨県でシェア率約6%ですので、紅秀峰のほとんどが山形県産といっても過言ではないようです。

紅秀峰はこれから流通が増えそうな品種

山形県では、紅秀峰の栽培面積を拡大する方向に取り組んでいるそうです。佐藤錦に引けを取らない品種のため、認知度さえ上がれば肩を並べる存在になり得るはずです。そして最大の魅力としては、お中元を贈るタイミングに収穫を迎えることです。寒河江市の三泉地区では、「紅秀峰ルビーの会」を設立し、ブランド化の推進を試みているため、これからは流通も増えそうな品種だと言えます。

紅秀峰の保存方法は?

さくらんぼはデリケートな果物です。お手元に届いた時にパックなどから出し、キッチンペーパーに包んで乾燥を防いでください。常温保存の場合は常温で保存、クール便などの場合はすぐに冷蔵庫で保存してください。

紅秀峰は硬めで日持ちしやすい

デリケートな果物とはいえ、さくらんぼの中でも紅秀峰は最も日持ちがよい品種です。お手元に届いたときに、適切な処置をして保存しておけば約2週間は保存ができます。

食べる前は少し冷やすのがおすすめ

食べる前の1~2時間ほど前に冷蔵庫で冷やしておくと、さらに美味しく紅秀峰が食べられます。さくらんぼは5℃前後で果肉が硬くなり、味がおちてしまうため冷やしすぎには注意してください。
また、食べる前に氷水に入れて冷やす方法もあります。氷水であれば冷やしすぎることもなく、乾燥を防ぐこともできます。

まとめ

この記事を読んで、佐藤錦を選んで毎年お取り寄せしていた方も、紅秀峰に興味が湧いたのではないでしょうか。佐藤錦のシーズンが終わってから紅秀峰が出回るため、美味しさの食べ比べをしても面白いかもしれません。ぜひ、さくらんぼの旬の時期に美味しさを満喫してください。