大玉スイカとは、重さが1玉3kg〜5kgほどあるスイカのことです。品種によっては1玉あたり10kgほどに成長するものもあります。
見た目にもインパクトのある大玉スイカは、まさに夏の風物詩。夏を感じられる大玉スイカを食べるなら、一番美味しい状態で食べたいですよね。この記事では、美味しい大玉スイカの選び方や保存方法、食べ方などをご紹介します。
美味しい大玉スイカの選び方
美味しい大玉スイカを食べたいなら、選び方が大切です。ここからは美味しい大玉スイカの選び方をご紹介します。
縞模様がハッキリしているものを選ぶ
美味しい大玉スイカの選び方1つ目は、縞模様がハッキリしているものを選ぶことです。
スイカの表面には、特有の縞模様があります。この黒と緑色の縞模様がハッキリしているものほど新鮮で、順調に育った証拠なのだそうです。
収穫直後が最も美味しいとされているスイカは、なるべく新鮮なものを食べたいですよね。縞模様がハッキリしている大玉スイカを選べば、新鮮で成熟した果肉のスイカが食べられるでしょう。
ツルが鮮やかな緑色のものを選ぶ
美味しい大玉スイカの選び方2つ目は、ツルが鮮やかな緑色のものを選ぶことです。
先ほどもお伝えしたとおり、スイカは収穫直後が最も美味しいといわれています。ツルが緑色なら、収穫されたばかりで新鮮な証拠です。逆に茶色くしなびていたら、収穫から日が経ったスイカだといえます。
スイカは追熟させる必要がない果物なので、新鮮なうちに食べるのがおすすめです。より甘くて美味しい大玉スイカが食べたいなら、ツルが鮮やかな緑色のものを選ぶようにしましょう。
大玉スイカはどうやって保存するべき?
大玉スイカを保存する時は、日が当たらない涼しい場所で丸ごと保存するのがおすすめです。
大玉スイカに限らずですが、スイカは冷やしすぎると甘みが損なわれてしまいます。冷蔵庫に入れてしまうと、せっかくの甘さが失われてしまう可能性があるのです。スイカを保存する時は、12度〜15度くらいの室内で保存するようにしましょう。新鮮なスイカなら、2週間程度日持ちします。
大玉スイカと小玉スイカの違い
大玉スイカと小玉スイカを比べると、大玉スイカのほうが糖度が1度ほど低いともいわれています。
ただ、大玉スイカの品種はたくさんあり、品種や産地によって甘さもバラバラです。決して甘くないというわけではありません。大玉スイカの人気品種でもある「富士光」「甘泉」などは、糖度が12度〜13度程になるそうです。一般的なメロンの糖度が14度〜16度程なので、大玉スイカでもしっかりとした甘さが楽しめる品種もあるといえるでしょう。
また、大玉スイカは皮が厚いので日持ちしやすく、スイカ特有のシャリシャリとした食感もキープされやすいそうです。大玉スイカと小玉スイカでは、それぞれ異なる特徴があるようですね。
どこを食べても甘い!大玉スイカの切り方をご紹介
カットされたスイカを食べる時、場所によって甘さにバラつきがあり、ガッカリしたことはありませんか?種がたくさんあって食べにくい!なんてこともありますよね。
ここからは、どこを食べても甘くて美味しい、そして種を取り除きやすいスイカの切り分け方をご紹介します。
- スイカの縞模様に対して垂直に包丁を入れ、スイカを半分に切る
- スイカの断面を上にして、種の位置を確認する。
- 種の位置に沿って放射状に切り込みを入れる。大玉スイカなら、12等分するといいでしょう
この切り方なら、スイカの最も甘い部分である果肉の中心が切り分けられたスイカにまんべんなく入ります。また、断面に種が現れるので、お箸などでサッと取り除きやすくもなります。スイカをストレスなく食べられるでしょう。
大量消費できる!大玉スイカのアレンジレシピ
大玉スイカを新鮮なうちに食べてしまいたいけど、大きくて食べきれないということもあるかもしれません。そんな時におすすめなのが、アレンジレシピを活用することです。
ここからは、大玉スイカのアレンジレシピを2つご紹介します。
ゴクゴク飲める!スイカのスムージー
大玉スイカのおすすめアレンジレシピは、スイカのスムージーです。
カットして種を取り除いた大玉スイカとヨーグルトをミキサーにかければ出来上がり。ヨーグルトを牛乳に変えても美味しいですよ。
スムージーにすれば手軽に大玉スイカを大量消費できます。食べきれない時はぜひ活用してみてくださいね。
ゆっくり味わいたいなら!スイカのジャム
大玉スイカのおすすめアレンジレシピ2つ目は、スイカのジャムです。
熱を加えることで生の状態よりも日持ちしやすく、ゆっくり味わいたい方にはおすすめです。スイカの甘さが足りなかったときは思い切ってジャムにすれば、最後まで美味しく食べられるでしょう。煮詰めることでカサも減るので、大量消費したい時はおすすめです。
大玉スイカは自宅で育てられる?育て方のコツは?
畑がなくても、自宅のベランダなどで大玉スイカを育てることは可能です。ここからは、大玉スイカを自宅で育てるときのコツをご紹介します。
大きめのプランターを用意する
大玉スイカを自宅で育てるコツ1つ目は、大きめのプランターを用意することです。
スイカは広く根を張る果物です。しっかり根付かせるためにも大きめのプランターを用意しましょう。目安は横幅が約75cm、容量は30lほどのプランターがおすすめです。
地這いで育てる
大玉スイカを自宅で育てるコツは、地這いで育てることです。
スイカは、ツルを長く伸ばして成長します。しかし、ツルを上に上にと伸ばしてしまうと、いつか果実の重みに耐えられず切れてしまうこともあります。ツルが切れるのを避けるためにも、果実を地面に這わせるようにして育てるのがおすすめです。
まとめ
美味しい大玉スイカの選び方は、
- 縞模様がハッキリしていること
- ツルが鮮やかな緑色をしていること などです。
スイカは冷やしすぎると甘さが失われてしまうので、保存する時は冷蔵庫を避け、風通しが良い涼しい場所に置いておきましょう。
また、大玉スイカを大量消費したい時は、スムージーやジャムなどのアレンジレシピもおすすめです。最後までスイカを美味しく食べるために、ぜひ活用してみてくださいね。