暑い夏の時期に食べたくなる、旬の甘い桃。せっかくなら、一番美味しいタイミングで味わいたいですよね◎そこで今回は、桃の食べ頃について紹介します。食べ頃サインの見極め方や、美味しく味わうための保存方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
桃は7〜8月が食べ頃の時期!
桃は夏に旬を迎える果物です。中でも、夏本番を迎える7月から8月にかけては桃の出荷が最盛期となり、数多くの品種が市場に出回ります。
この時期、特におすすめの品種は「あかつき」です。あかつきは、日本で最も生産量の多い品種で、福島県や山形県を中心に栽培されています。旬のあかつきは甘みもみずみずしさも格別で、引き締まった果肉はカリッと心地よい歯応えを楽しめます。
もちろん、あかつき以外の品種もたくさん出回るので、7月から8月にかけては桃の食べ比べや桃狩りも楽しめますよ◎
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桃はすぐに食べるべき?
桃を前にすると、すぐにでも食べたいと思う人は多いですよね。しかし買ってきたばかりの桃は、まだ十分に熟しておらず、食べ頃ではないことも。未熟な桃は食感が硬く、本来の甘みやジューシーさを感じられません。
では、買ってきた桃が硬い場合、どうすれば良いのか見ていきましょう!
硬い桃は追熟させる
まだ未熟で硬い桃は、追熟させることで柔らかさと甘みを引き出すことができます。追熟とは、十分に熟していない果物を常温で置き、完熟させる方法です。
スーパーなどで購入できる桃は、樹の上で完熟する前に収穫されているため、未熟なことが多いです。果物の食べ頃といえば、やはり完熟したタイミングなので、買ってきた桃が硬いと感じるときは、ぜひ追熟を試してみてください◎
追熟のポイントと注意点
桃を追熟させる際は、乾燥と冷気に注意しましょう。桃は乾燥に弱く、みずみずしさが抜けてしまうので、まずは新聞紙などで包み実をしっかりと守りましょう。また桃は冷やしすぎると味が落ちるといわれているので、エアコンの冷風が当たらない場所で保管します。
桃は夏が旬なので、暑い部屋に常温で置いておくと、腐敗してしまう可能性があります。乾燥と冷気に注意しつつ、直射日光の当たらない涼しい場所で追熟させるのがベストです◎
桃の食べ頃サインは?
桃本来の美味しさを存分に味わうには、食べ頃のタイミングを見極めることが重要です!特に追熟させる場合、一歩間違えれば食べ頃を過ぎてしまう可能性もあります。
桃の食べ頃サインは、色、触感、香りなどで見極めることができます。見逃さないよう、ポイントをしっかりとおさえておきましょう!
お尻側がクリーム色になっている
桃の食べ頃サインの中で、最も分かりやすいのが色の変化です。桃は熟すごとに色が濃く鮮やかに染まっていきます。
中でも桃のお尻側の部分は色が薄く、熟す前は青みがかかっていることが多いので見分けやすいですよ。桃をひっくり返して、お尻側を覗いたときにキレイなクリーム色に染まっていれば、食べ頃と考えてOKです◎
ヘタの内側を押すと柔らかい
桃は場所によって順番に熟していくのをご存じでしょうか。桃はお尻側からだんだんと熟していき、最後にヘタ周りの果肉が熟して完熟となります。
そのため桃の食べ頃を見極めるには、最後に熟すヘタ周りの果肉の柔らかさを確認するのが良いでしょう。ヘタの内側をそっと押してみて、柔らかいと感じるようであれば、熟しているサイン。あまり強く押すと潰れてしまう可能性があるので、慎重にチェックしましょう!
甘い芳香を強く感じる
完熟した桃は、特有の甘い芳香が強く香ります。買ってきたばかりの桃が未熟な場合、よほど顔を近づけない限り、桃の香りをあまり感じられません。追熟させていくうちに、だんだんと桃の甘い香りがしてきたら、完熟に近づいているサインです。
ただし香りだけで判断するのは難しいので、桃の香りを強く感じるようになったら、先ほど紹介した色や触感をチェックしてみてくださいね◎
食べ頃を過ぎた桃はどうしたらいい?
桃を追熟させているうちに、うっかり食べ頃を過ぎてしまったということもありえますよね。桃は完熟すると2~3日しか日持ちしないので、食べ頃を逃すと急に傷みはじめてしまいます。ここからは、食べ頃を過ぎてしまった桃の特徴と、活用方法について見ていきましょう。
食べ頃を過ぎた桃の特徴
食べ頃を過ぎてしまった桃は、鮮やかなピンク色や紅色から、茶色っぽく変色していきます。いきなり全体が茶色になることは少ないですが、部分的に変色している場合、そこから徐々に傷みはじめるので、そのような桃はできるだけ早めに食べきりましょう。
また桃特有の甘い香りも、食べ頃を過ぎるとだんだんと弱くなっていきます。香りが弱いうちは食べても問題ありませんが、もし酸っぱい臭いや生ごみのような臭いを感じる場合、食べるのは避けましょう。
食べ頃を過ぎた桃のアレンジレシピ
食べ頃を過ぎて傷みかけている桃を、生でそのまま食べるのは抵抗があるという人もいますよね。そんなときは、桃のアレンジレシピを活用するのがおすすめです。
例えば定番のコンポートは、冷蔵庫で4~5日程度は日持ちしますし、トーストやヨーグルトにかけるなど、一度作っておくと色々使えて便利ですよ。
桃のコンポートは水分を少し飛ばし、市販のパイシートで包んで焼けばピーチパイもできちゃいます!食べ頃を過ぎてしまった桃だからこそ、本格的な焼き菓子やスイーツ作りもチャレンジしやすいですよね◎
まとめ
今回は、桃の食べ頃について紹介しました。買ってきた桃が硬いと感じる場合、追熟させて食べ頃になるのを待った方が、美味しく食べられます。また追熟させるときは、乾燥と冷気に十分注意し、食べ頃サインを見逃さないようにしましょう。旬の美味しい桃は、食べ頃のタイミングをしっかりと見極め、ベストな状態で味わってくださいね◎
JAさがえ西村山では、甘くてみずみずしい桃を旬の時期に合わせてお届けしています。周囲を高い山々に囲まれた寒河江西村山地区の桃は、豊かな自然と昼夜の寒暖差の中でじっくりと栄養を蓄え、1個1個に甘みが詰まっています。産地自慢の高品質な桃を逃さずゲットしたい人は、ぜひJAさがえ西村山の公式サイトをチェックしてくださいね!
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さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。
そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。
気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)
とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。
現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!