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美味しい桃の選び方!甘い桃の特徴と産地や品種にも注目

美味しい桃の選び方!甘い桃の特徴と産地や品種にも注目

夏の果物の代表格、桃。みずみずしく爽やかな甘みは、男女問わず人気ですよね。旬の桃を味わうなら、より美味しいものを選びたいという人も多いはず。
そこで今回は、美味しい桃の選び方について紹介します!店頭での選び方や、産地、品種ごとの特徴について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください♪


美味しい桃の見分け方(店頭バージョン)

7月に入ると、スーパーなどで桃を見かけることも多くなりますよね。店頭にずらっと並んだ桃の中からより美味しい桃を選ぶには、どんなところに注目すれば良いのでしょうか。

まずは店頭で美味しい桃を選ぶポイントについて見ていきましょう!

形が左右対称でふっくらとキレイな丸み

美味しい桃の特徴としてまず注目してほしいのが、形です。美味しい桃は、ふっくらとキレイな丸みを帯びていて、縫合線を中心に左右対称の形をしています。

逆に形が凸凹で歪みのある桃は、成熟する過程で病気などの障害を受けている可能性があります。もちろん形が歪な桃は絶対に美味しくないというわけではありませんが、その中から美味しい桃を選ぶのは一般の人には困難です。
そのためスーパーなどで桃を選ぶ際は、元気で健やかに育ったであろう形のキレイなものを選ぶのがおすすめです◎

全体が鮮やかに色付きお尻側はクリーム色

スーパーなどに並んでいる桃は通常、樹の上で完熟する前に収穫されているため、未熟で硬い場合も多いんです。桃の熟し具合を見極めるうえで重要なのが、果皮の色です。
桃は熟すごとに果皮の色が濃くなっていきます。そのため薄いピンク色や、ところどころ青みが残っている桃より、濃い紅色に染まった桃の方が、良く熟して甘いといえます。
また品種によって、濃い色に染まらないものもあるため、ぱっと見で判断がつかない場合は、桃をひっくり返してお尻の色を確認しましょう。お尻に青みがなく、クリーム色に染まっていれば、よく熟しているサインです◎

果皮に産毛や白い斑点がついている

桃の果皮の表面をよく見ると、細かい産毛や白い斑点のようなものが付いています。この産毛や斑点も、美味しい桃を見分けるのに重要なポイントです。

白い斑点は果点と呼ばれ、果肉が熟して糖度が上がり、果皮に細かい亀裂が入ることでできるといわれています。この果点が果皮全体に広がっていれば、桃の実全体が熟し、甘くなっている証拠です。
また桃の産毛には、害虫や日焼けから実を守る役割があります。食べる際には取り除いてしまう産毛ですが、しっかりと生えている方が健康で良質な桃と判断できます。

通販など、桃を目の前で選べないときの選び方は?

店頭で購入する桃ももちろん美味しいですが、時には農家直送の通販サイトや、ふるさと納税の返礼品として、美味しい桃をお取り寄せするのもいいですよね!
そうしたときでも、いえ、そうしたときだからこそ、美味しい桃を選びたい!
でも、桃を直接選ぶわけではありません。具体的にどう選べばいいでしょうか?

美味しい桃は産地で選ぶのもおすすめ

そんなとき注目したいのが、桃の産地。桃は産地によって栽培方法や旬の時期が異なり、県オリジナル品種も多く出回っています。ここでは、美味しい桃の名産地と、産地ごとの桃の特徴について紹介します!

山梨県の桃

山梨県は、生産量、栽培面積共に国内トップの桃の名産地。広大な土地で咲き乱れる桃の花は、まさに「桃源郷」と呼ばれるにふさわしい絶景です。
山梨県は日本一日照時間が長い県としても知られ、太陽の光をたっぷりと浴びた山梨県産の桃は、鮮やかな紅色に色付き、赤みが濃いのが特徴です。
そんな山梨県を代表する品種は「日川白鳳」で、6月下旬から7月中旬頃が旬の時期。溢れる果汁と濃厚な甘みが楽しめ、全国的に人気の高い桃です。

福島県の桃

「果物王国」としても有名な福島県は、桃の消費量日本一の桃好き県。現在、日本で最も多く生産されている品種「あかつき」を誕生させた、桃の名産地です。

あかつきの旬は8月上旬から下旬頃で、皇室献上品に選ばれたこともある、良質な桃として人気。シャキッとした心地よい歯ざわりと、ジューシーな甘みを楽しめます。

福島県は他の産地に比べ桃の生育期間が長く、樹の上でじっくりと育てられた福島県産の桃は甘みが強く果肉が引き締まっているのが特徴です。

長野県の桃

長野県は、桃の生産量第3位の桃の名産地。中でも「川中島の合戦」で有名な川中島町は犀川の南に位置し、水はけの良い土壌が強みとなって美味しい桃を育てています。

そんな長野県を代表する品種といえば、桃の王様として知られる「川中島白桃」です。ずっしりと重量感のある大玉で、甘みが強く滑らかな食感が特徴。旬の時期は8月中旬から9月上旬頃で、晩生品種の代表格です。

山形県の桃

桃の名産地としては北限に位置する山形県。1年を通して涼しく、昼夜の寒暖差が大きい気候が強みとなり、甘くて美味しい桃を育てています。

山形県は他の産地より北に位置する分、桃の旬はやや遅めの8月上旬から10月上旬頃。中でも人気の品種は「おどろき」で、驚くほど大きくて硬いという特徴から名付けられた、硬い桃の代表格。食感はコリっと歯ごたえが心地良く、甘みと酸味のバランスに優れた桃です。


おすすめの桃品種で選ぶのも王道!

現在、桃には100種類以上の品種があり、味、食感、見た目などそれぞれ特徴が異なります。
ここでは、特に人気の高い桃品種を5つ紹介しますので、自分好みの美味しい桃をぜひ見つけてください!

清水白桃

清水白桃は、童話「桃太郎」誕生の地として有名な、岡山県を代表する桃品種。岡山県は桃の生産量第6位で、実は桃と関わりの深い県なんです。

そんな岡山県で生まれた清水白桃は「桃の女王」と呼ばれ、乳白色の美しい見た目と上品な甘みが特徴です。旬の時期は7月下旬から8月上旬頃で、岡山県や和歌山県を中心に栽培されています。

川中島白桃

川中島白桃は、先ほど紹介したように「桃の王様」と呼ばれるほど大きく、見栄えのする桃品種。贈答品としても人気が高く、お中元サイトなどでも見かけることが多いです。
川中島白桃は桃の中でも晩生の品種で、旬の時期は8月中旬以降となっています。また川中島白桃の果肉は、よく引き締まってしっかりとした歯ごたえがあり、食べ応えもバツグンです。

あかつき

福島県を代表する桃品種「あかつき」は、糖度が高く果汁も豊富。やや硬めでシャキッとした歯ごたえは、一度食べるとクセになります。
あかつきは8月中旬頃に旬を迎えるので、お盆の手土産やお中元にもぴったり。いまや日本一生産量の多い桃品種となっており、JAさがえ西村山公式オンラインショップでも扱いがある品種です。

白鳳

数ある桃品種の中でも知名度が高く人気の「白鳳」。現在では「日川白鳳」や「みさか白鳳」など、白鳳系と呼ばれる派生品種も数多く存在しています。

白鳳の特徴は、豊富な果汁と濃厚な甘み。頬張ると口いっぱいに広がる、甘いジュースのような果汁は、桃農家さんも太鼓判を押すほど。旬の時期は7月中旬から8月上旬頃で、ハウス栽培では5月中旬頃に収穫を迎えることもあります。

まとめ

今回は、桃の選び方について紹介しました。

店頭で桃を選ぶ際は、ぜひ美味しい桃の特徴をふまえ、色や形など注意深く観察してみてください。また桃は産地や品種によって特徴が異なり、味も見た目も様々です。

この記事で紹介した品種は、どれも人気で美味しいと評判◎旬の時期には、ぜひ名産地の美味しい桃を食べ比べてみてください♪