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お米の正しい保存方法は?美味しさ長持ちのコツや大量消費に役立つおすすめレシピも紹介

お米の正しい保存方法は?美味しさ長持ちのコツや大量消費に役立つおすすめレシピも紹介

日本の食卓に欠かせない、お米。みなさんのご家庭では、どのようにお米を保存していますか?毎日食べるお米だからこそ、できるだけ美味しさを長持ちさせたいですよね。

今回は、そんなお米の保存方法について紹介します。生のお米と炊いたお米、それぞれの保存のコツについて詳しく解説しているので、お米を最後まで美味しく安全に食べたい人はぜひ参考にしてくださいね◎

お米の正しい保存方法と日持ちの目安

お米は野菜や果物と同じ「生鮮食品」に分類されるため、明確な賞味期限や消費期限が記載されていません。ではお米は購入後、いつ頃まで美味しく食べることができるのでしょうか。

ここでは、お米の正しい保存方法と日持ちの目安について紹介します。賞味期限のないお米は、保存方法次第で美味しさを保てる期間が変わるので、ご家庭でぜひ実践してみてください◎

密閉容器に移して保存

お米の袋には、通気用の小さな穴が空いていることが多く、購入後そのまま保存するのはおすすめしません。お米は空気に触れると酸化して劣化が進みやすくなり、カビや害虫を発生させてしまう恐れがあります。

そのため購入後のお米は空気に触れないよう、密閉容器に入れて保存するようにしましょう!袋から米びつやジップロックに移し、しっかりと空気を抜いてから封をします。また市販されているお米用の防虫剤や、唐辛子を一緒に入れておくのも効果的ですよ◎

冷蔵庫または涼しい場所で保管

お米の鮮度を長持ちさせるには、保管場所にも配慮しましょう。お米を常温で保存する際は、高温多湿を避け、直射日光が当たらない涼しい場所を選びましょう◎またキッチンのシンク下にお米を保管している人も多いかと思いますが、実は湿気が多く洗剤などのにおい移りも懸念されるため、お米の保管場所としては不向きです。

お米の保管場所として最もおすすめなのは、冷蔵庫です。お米は15℃以下の涼しい場所での保存が適しており、品質劣化の速度を遅らせることができます。冷蔵庫の中は年中2~5℃程度に保たれているため、暖房などの影響を受けることなく、お米を安全に保存することができます。

お米を美味しく食べられる期間は1カ月ほど

お米を美味しく食べられる期間は1カ月ほどが目安です。保存期間が長引くほどお米の品質は落ち、味や風味が劣化していきます。そのためできるだけ新鮮で美味しい状態のお米を食べるなら、1カ月以内を目安に食べきれる量を購入するようにしましょう!

特に一人暮らしや世帯人数が多くないご家庭では、あまり大量に購入してしまうと、食べきれずに処分することになってしまうかもしれません。美味しく食べるだけでなく、食品ロスを避けるためにも、購入するお米の量には要注意です。

炊いたお米の保存方法と日持ち

忙しい日が続くときなど、お米を多めに炊いて保存しておきたいこともありますよね。しかし炊いたお米は雑菌が付着しやすいため、できるだけ早めに食べきるのがおすすめです。

ここでは、炊いたお米の日持ちと保存方法について紹介します。ご家庭の都合によって、ストックしておきたいご飯の量は異なるはずなので、より生活スタイルに合った保存方法を選んでくださいね◎

炊いたお米の日持ちは冷蔵庫で半日から1日程度

炊いたお米の日持ちは、常温で数時間、冷蔵庫で半日から1日程度が限度です。先ほども紹介したように、炊いたお米は雑菌が付着しやすく、特に常温で保存したままにしておくと食中毒を引き起こす恐れがあります。

炊いたお米を冷蔵庫で保存する際は、お茶碗などに移してしっかりとラップをするか、密閉容器に入れて空気に触れさせないよう配慮しましょう。

小分けにして冷凍保存がおすすめ!

炊いたお米をストックしておきたいなら、冷凍保存がおすすめです◎冷凍保存なら1カ月程度は日持ちしますし、電子レンジで温めるだけで手軽にあつあつご飯が食べられます。

冷凍保存する際は、必ずご飯の粗熱を取り、お茶碗1杯分ずつに小分けしましょう。あとは冷凍可能な密閉容器に入れ、冷凍庫の中で保管します。このとき日付をメモしておくと、いつまでに食べきれば良いか一目で分かるので便利ですよ。

こんなお米は早めに食べる!

保存していたお米に異変を感じた際、食べて良いのかどうか迷うこともありますよね。明らかにカビが生えていたり、虫が湧いている場合は食べるのを避けるべきですが、もし以下のような特徴が見られる場合は、できるだけ早く食べきりましょう。

  • 色がくすんでいる
  • 細かく砕けている

お米がくすんだ白っぽい色に変色している場合はまだ食べられるので、できるだけ早く食べきるようにしましょう。ただし黄色または黒っぽく変色している場合は、すでに腐っている可能性が高いため、食べずに破棄してください。

またお米は長期間保存していると、摩擦で砕けていく場合があります。これも、お米の鮮度に問題があるわけではないため食べてもOKです。ただし保存期間が1カ月を超えている場合は色や臭いに注意し、虫が湧いていないかもしっかりと確認しましょう。

お米の賞味期限については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください♪


お米の大量消費に役立つおすすめレシピ3選

変色したお米や砕けてしまったお米は、新鮮なお米に比べ味や食感が劣ります。白ご飯で食べると、どうしても美味しくないと感じてしまうでしょう。

そんなときは、お米をアレンジして食べるのがおすすめです◎味付けや他の食材と合わせることによって、品質が劣化したお米も美味しく食べることができますよ。また一度調理すれば冷凍保存も可能になるので、手元に傷みかけのお米がある人はぜひお試しください!

レシピ①焼きおにぎり

アツアツを食べてももちろん美味しいのですが、たくさん作って冷凍保存しておけば朝食やランチ、おやつにもぴったり!

<材料>

お米、醤油、顆粒だし、みりん

<作り方>

  1. ご飯を炊く
  2. 炊き上がったご飯をボウルに入れ、他の材料(調味料)を混ぜ合わせる
  3. ラップで好みの大きさのおにぎりを握る
  4. フライパンで両面焼く

(冷凍保存する場合)

  1. 粗熱が取れてから1つずつぴったりとラップをする
  2. 空気を抜きながら冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫へ(日持ち:1か月程度)

レシピ②だまこ鍋

山形のお米で秋田の郷土料理「だまこ鍋」を作ってみてはいかがでしょうか。だまこはご飯をつぶして作るおだんごのことです。基本はつぶして丸めるだけですが、地方によっては焼いたり塩を振ったりして作ります。たっぷりの野菜とお好みの味で楽しんでくださいね。

<材料>

お米、鶏肉、ねぎやセリ、ごぼう、きのこ類などの野菜、鍋つゆ

<作り方>

  1. 硬めに炊いたご飯を粒が残る程度に潰し、熱いうちに一口サイズに丸める
  2. 1の粗熱が取れたら、グリルで軽く焼き目をつける(省いても可)
  3. 鍋のつゆを用意(醤油味や味噌味などお好みで)し、2と他の材料を入れ煮る

レシピ③米粉

いろいろな料理に使える「米粉」を、お米で手作りしてみましょう。お菓子作りやパン作りのほか、唐揚げや天ぷらなどにも活用できますよ!

<材料>

お米

<作り方>

  1. お米をよく研いで、3時間ほど水に浸しよく水を切る
  2. キッチンペーパーを敷いたバットやザルなどに広げ、一晩乾燥させる
  3. ミルミキサーやフードプロセッサーにかけ、粉状にする

<保存方法>

密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。

山形県のお米は高品質で美味しい!

山形県は、高品質で美味しいお米を数多く生産している名産地。秋には旬の新米が収穫を迎え、全国に新鮮なお米を出荷しています。

そんな山形県を代表するブランド米「つや姫」は、粘り強くもっちりとした食感と豊かな甘みで人気を集めています。今回紹介したお米の保存方法をマスターして、いつもより少しだけリッチな山形県の美味しいお米を、ぜひご家庭で堪能してください◎

つや姫の味わいや旬などの特徴について詳しく知りたい人は、ぜひこちらもチェックしてくださいね♪


お米を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!