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【山形産ブランド米】つや姫とは?味わいや旬、炊き方のコツを紹介!

【山形産ブランド米】つや姫とは?味わいや旬、炊き方のコツを紹介!

古くから日本人に愛され続ける主食、お米。中でも山形県が誇るブランド米「つや姫」は、コシヒカリにも引けを取らない食味の良さと、粘りの強い食感で人気を集めています。

今回は、そんなつや姫の特徴や由来について解説します。つや姫をより美味しく味わえる炊き方のコツも合わせ紹介するので、お米好きな人はぜひ最後までチェックしてくださいね♪

つや姫とはどんなお米?

つや姫とは、お米の品種の1つで、山形県を代表するブランド米です。その人気は国内だけに留まらず、中国や台湾を中心に、海外でも高く評価されています。

世界的に美味しさが認められているつや姫には、一体どんな特徴があるのか気になりますよね。まずはつや姫の味わいや由来、旬の時期などの特徴について見ていきましょう!

つや姫は炊いてほれぼれ、冷めても美味しいお米

つや姫は、独特の粘りとコシの強い食感が最も大きな特徴で、一度食べたらクセになる美味しさ◎口に入れたときに広がるふくよかな甘みと、旨みのバランスに優れた食味は、和食をはじめとする様々な料理とよく合います。

また炊き上がりの白くつやのある美しい外観と、冷めても味が落ちにくいという特徴から「炊いてほれぼれ、冷めても美味しい」というキャッチフレーズがつけられています。つや姫に含まれる旨み成分のグルタミン酸やアスパラギン酸は、有名ブランド米「コシヒカリ」よりも多く、濃厚で奥深い味わいを兼ね備えています。

主要産地

つや姫は山形県生まれのブランド米で、現在も山形県を中心に栽培されています。中でも寒河江市をはじめとする、さがえ西村山地区のつや姫は品質が高く、味はもちろん、粒の大きさやツヤの良さが際立ちます。寒河江市は、豊かな水と天然土壌に恵まれ、県内でも有数のつや姫の産地として知られています。

JAさがえ西村山では、収穫されたつや姫の食味分析を行い、タンパク質含有の少なさが一定水準以上のものを「厳選つや姫」として販売しています。

由来と歴史

つや姫の開発は、平成10年から山形県立農業試験場庄内支場(現 山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場庄内支場)にて開始されました。当時、山形県の主力品種であった「はえぬき」よりも美味しいブランド米の開発を求められたことが、つや姫誕生のきっかけといわれています。

つや姫は山形県産の人気交配品種「亀の尾」を交配させて作られ、完成までに何度も改良と試食が繰り返されました。そして開発開始から10年の時を経てようやく、コシヒカリにも引けを取らない食味を持つ、現在のつや姫が誕生しました。「つや姫」という名称は、粒に美しいつやがあることと、お姫様のように大切に育てられたことに由来しています。

旬の時期

お米の旬とは、新米が収穫を迎える時期のことを指します。新米は古米と比べて味、香り、食感、見た目に優れており、新米の季節はお米が最も美味しい、旬の時期といえます。

つや姫の収穫時期は、毎年9月下旬から10月上旬にかけて。山形県を中心に、とれたての新米つや姫は順次精米され全国に出荷されていきます。新米として販売されるお米は、その年の12月31日までに精米されたものに限るため、出回り時期は年明け頃までとなります。

値段相場

人気ブランド米であるつや姫の値段は、5kgあたり2,000~3,000円程度とややお高め。しかし通常のお米にはないリッチな美味しさを感じられるので、ちょっと特別な日のお米としておすすめです。

またつや姫は、ふるさと納税の返礼品としても人気◎「普通に購入するのはちょっと……」という人はぜひご検討ください!

つや姫とコシヒカリはどっちが美味しいの?

山形県を代表するブランド米「つや姫」と、お米の最高峰と呼ばれる品種「コシヒカリ」は、どちらも粘りとコシの強い食感を持つ美味しいお米です。この2つの品種は比較されることが多く、毎年全国規模の産地品種を対象に実施されている「食味ランキング」では双方ともに高い実績を納めています。

コシヒカリは、日本一生産量の多い品種として、長年トップラインを走り続ける「お米の最高峰」です。甘みが強く、お米本来の味わいを存分に楽しめるお漬物など、シンプルなおかずと相性バツグンです。

一方、つや姫は、食味ランキングの査定項目である「味、香り、粘り、硬さ、外観、光沢」の6つでコシヒカリを上回り、特に味の項目では大きな差をつけました。また名前の通り白く輝くツヤもあり、見た目の美しさも大きな魅力です。冷めても味や食感が変わりにくく、炊きたてはもちろん、お弁当やおにぎりにしても美味しく味わえます。

つや姫とコシヒカリについては、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください♪


つや姫の美味しい炊き方は?

ここからは、つや姫を美味しく味わうための炊き方について紹介します!つや姫は、もっちりとした粘りとふくよかな甘みを感じられる、美味しいブランド米。せっかく手に入ったなら炊き方にもこだわって、その魅力を最大限に堪能したいですよね◎

つや姫の良さを無駄にしてしまわないためにも、美味しいお米の炊き方についてポイントをしっかりとおさえておきましょう!

こちらの記事では、お米を美味しく炊くコツや裏技についてより詳しく解説しています。ご家庭のお米をワンランク上の味わいに仕上げたい人はぜひチェックしてみてください♪


慎重に計量する

お米を上手に炊くコツとして最も重要なのが、計量です。ここでお米の量を正確に計っておかないと、水加減がずれてイマイチな仕上がりになってしまいます。お米を計量するときは、以下の手順を参考に行ってみてください。

  1. 計量カップにお米を山盛り入れます
  2. 平らなトレーの上に計量カップを置きます
  3. 底をトントンと2回ほど打ちつけます
  4. お箸を使ってお米をすりきります

こうすることで、お米1合分を正確に計ることができます◎特に質の良いブランド米では、計量ズレによる仕上がりの違いは歴然。くれぐれも慌てず、慎重に計るよう心がけましょう!

良質な水を使用する

お米の味に大きな影響を与える水は、できるだけ良質なものを使うのがおすすめです!特に最初のすすぎと、炊飯に使用する水質は重要です。炊飯前のお米は乾燥しているため、最初に触れる水を最もよく吸収します。その水を良質なミネラルウォーターなどにすることで、お米の味や風味に差が生まれます。

少し贅沢に感じるかもしれませんが、つや姫をより美味しく頂くためにも、ぜひ水にこだわって炊いてみてください◎

最低1時間は浸水させる

研ぎ終わったお米は最低でも1時間、じっくりと浸水させましょう!水分をたっぷり吸収したお米はふっくらと炊きあがり、甘みも引き出されます。浸水後は水を変えずに炊飯するので、このときの水にもぜひミネラルウォーターなど良質なものを使用してください。

1時間以上の浸水が完了したら、あとはいつも通り炊飯器のスイッチをオンにするだけ。一手間加えて丁寧に炊きあげたつや姫は、まさに絶品ですよ◎

つや姫を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!