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お米の炊き方をマスターしよう!今さら聞けない基本の炊き方からプロの炊き方まで徹底解説!

お米の炊き方をマスターしよう!今さら聞けない基本の炊き方からプロの炊き方まで徹底解説!

日本人の主食として欠かせないお米。いつも何気なく食べているお米ですが、実は炊き方の基本をおさえられていないという人も多いはず。

そこで今回は、家庭ですぐに実践できる基本的なお米の炊き方から、お店の味を再現できるプロの炊き方まで徹底解説します!これから一人暮らしをはじめる人や、お米をもっと美味しく炊いてみたい人は、ぜひ参考にしてくださいね♪

お米の炊き方の基本

まずは基本のお米の炊き方を見ていきましょう!

準備するものは、炊飯器用の計量カップとボウルです。計量カップは、一般的な炊飯器であればセットとして付属しているので、別途購入する必要はありません◎お米を炊く手順は以下の通りです。

  1. 炊飯器用の計量カップで、炊きたいお米の量を測ります。このとき、指などで表面をならし、すりきりできっちりと測るようにしましょう。
  2. ボウルにお米を入れ、更に水を加えてお米を研ぎます。さっと2、3回かき混ぜ、一旦水を捨てます。
  3. 再度ボウルに水を入れ、手でかき混ぜながら洗います。これを3、4回繰り返しましょう。水が透明になるまでやらなくても問題ありません。
  4. 炊飯器にお米を移し、メモリまで水を入れます。そのまま30分から2時間ほど水に浸しましょう。夏場は30分、冬場は2時間と水温に応じて調整するのがおすすめです。その後、炊飯ボタンを押します。
  5. ご飯が炊き上がったら、手早くお米をほぐします。お米の粒を潰さないよう、炊飯器の底からふわっと混ぜるようにほぐしましょう。

お米は乾燥していて傷つきやすいので、あまり強く研ぎすぎないのがポイントです。またお米の計量と水加減は、炊き上がったご飯の食感に大きく影響するため、きちんと測るようにしましょう。

こちらの記事では、お米の正しい研ぎ方について解説しています。研ぎ方のポイントや注意点について詳しく知りたい人は、ぜひ合わせてチェックしてください♪


「プロ」の炊き方でお店の味のご飯に!

日本料理などのお店で食べるご飯は、家庭で食べるより美味しく感じるという人が多いはず。この味わいの違いは、炊き方の違いにあります!

ここからは、お店の味を再現できるプロのお米の炊き方について紹介します。基本の炊き方にひと工夫施すだけなので、時間に余裕があるときはぜひお試しください◎

計量は箸を使って慎重に

わずかなお米の量の差が、炊き上がったご飯の仕上がりに大きな違いをもたらすため、プロはお米を計量するとき、箸などを使って丁寧に量を測ります。

まずトレーなどの上に計量カップを置き、お米を山盛り入れたらお箸ですりきり、表面を平らにならします。こうすることで、より正確なお米の量を測ることができ、水加減で誤差が生じることなく、理想的な食感に仕上げることができますよ。

水はミネラルウォーターを使う

お米を研ぐときは、ミネラルウォーターを使用します。お米が一番最初に触れる水は、良質なものを選ぶのがプロ流。お米は乾燥しているので、最初に触れる水を最も多く吸収します。

その水を良質なミネラルウォーターにすることで、お米の味や炊きあがりに差が出ます。「ミネラルウォーターでお米を研ぐなんて贅沢すぎない?」と思う人も多いと思うので、特別な日や来客のあるとき限定で試してみるのも良いかもしれませんね◎

浸水は最低でも1時間以上

お米を美味しく炊くためには、最低でも1時間以上の浸水時間が必要です。お米にたっぷりと水分を含ませることで、本来の旨みや甘みが十分に引き出されます。またお米の芯まで水分が浸透することで、ふっくらと柔らかな食感に仕上がります。

浸水時の水にもミネラルウォーターを使用し、最低でも1時間以上、お米が水を吸収するのをじっくりと待ちましょう。

炊飯器で炊くのと土鍋で炊くのとの違いは?

「土鍋で炊いたご飯は美味しい」と聞いたことがある人も多いはず。炊飯器と土鍋、この2つで炊いたご飯は具体的に何が違うのでしょうか。

ここでは、炊飯器と土鍋のお米の味や炊き方の違いについて紹介します。土鍋でお米を炊くのは難しそうと感じるかもしれませんが、ポイントさえおさえれば誰でも上手に土鍋ご飯を炊くことができるので、気になる人はぜひ挑戦してみてください◎

土鍋は炊飯器に比べ、熱伝導率が低いという特徴があります。熱伝導率が低いと、炊飯の際にお米の温度が緩やかに上がります。すると、お米の甘みを引き出すアミラーゼという成分が長く働くため、甘みが強く、もちもちとした食感のご飯に炊き上がります◎

また土鍋ご飯ならではの楽しみとして外せないのが、香ばしいおこげ。白米だけでなく、炊き込みご飯にしても美味しいおこげは、手間をかけた人にしか味わえない土鍋ご飯の醍醐味です。

炊き方

では、土鍋を使ったお米の炊き方について、具体的な手順を見ていきましょう!

  1. 炊飯器と同じように、お米を研ぎ、土鍋に入れます。
  2. お米の量と同量の水を土鍋に入れ、30分から1時間ほど水に浸す。この時、冷たい水でじっくり浸せばより美味しくなります。
  3. 浸水が完了したら、土鍋を火にかけます。まずは強めの中火で10分ほど、沸騰するまで加熱しましょう。
  4. 沸騰したら弱火にして、更に10分加熱します。ブツブツという音が静かになったら炊き上がりが近いサインです。
  5. 炊き上がったら火を止めて、蓋をしたまま10分蒸らします。最後にかき混ぜれば完成です。

土鍋は炊飯器と違い、火加減も重要なポイントとなります。はじめのうちは日にかけた後できるだけ目を離さず、わずかな音の変化を見逃さないようにしましょう。

普通精米と無洗米の炊き方に違いはある?

最近では、普通精米と並んで無洗米が販売されているお店も多いですよね。無洗米とは、洗う必要のないお米のことです。

普通のお米には、肌ぬかという粘着性の高いぬかが付いているので、炊飯の前にきちんと洗う必要があります。しかし無洗米は、肌ぬかを工場で取り除いているので、洗わずに炊くことができ、非常に便利です◎

そんな無洗米を炊く際は、水加減に注意が必要です。無洗米は表面の肌ぬかが取り除かれているので、普通のお米に比べて計量カップに入る量が多くなります。よって、水の量を少し増やす必要があるのです。無洗米を炊く際は、無洗米専用の計量カップではかるか、通常の計量カップを使用するなら、1合につき水を15mlほど追加しましょう。

家庭で簡単に美味しいお米が炊ける裏技4選!

家庭で簡単に美味しいお米が炊ける裏技があったら、ぜひ試してみたいですよね◎

ここからは、今日からすぐに実践できる、家庭で美味しいお米が炊ける裏技4選をご紹介します。どの裏技も、いつものお米にちょっとしたものをプラスするだけなので、誰でも簡単に試すことができますよ!

酒・みりんを加える

美味しいお米を炊く1つ目の裏技は、酒やみりんを入れることです。酒やみりんに含まれるアルコール成分がお米のぬか臭さを除去し、美味しく炊き上がります。

またみりんに含まれる糖分がお米をコーティングしてくれるので、つやつやとした見た目のお米に仕上がります。お米1合に対して、大さじ2分の1の酒、もしくはみりんを入れて炊いてみましょう。

はちみつを加える

美味しいお米が炊ける裏技2つ目は、はちみつを加えることです。はちみつは、お米の酵素を分解する役割があります。

そんなはちみつを入れて炊くことで、お米が持つ本来の旨みがより一層引き出されます。お米1合に対して、はちみつを小さじ2分の1ほど入れて浸水させます。あとは通常通り炊飯するだけで、いつもより美味しいお米が食べられるかもしれません。

もち米を混ぜる

美味しいお米が炊ける裏技3つ目は、もち米を混ぜることです。もち米は白米に比べて、粘り成分が多いので、いつもよりモチモチとした食感に仕上がります。粘り強く、柔らかいご飯が好きな人には特におすすめです◎

分量は、いつもの白米に対して1割から3割ほどの量のもち米を加えてみて、あとはお好みで調整しましょう。

竹炭・備長炭と一緒に炊く

美味しいお米が炊ける裏技4つ目は、竹炭・備長炭と一緒に炊くことです。竹炭や備長炭に含まれるミネラルがお米に染み込むことで、つやと粘り気のある美味しいご飯に炊き上がります。

竹炭や備長炭はすすや汚れが付いていることがあるので、炊飯器に入れる前にしっかりと洗い、煮沸消毒してから使用しましょう。

お米を食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!