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さくらんぼの旬はいつ?品種ごとの旬や特徴、おすすめレシピも紹介!

さくらんぼの旬はいつ?品種ごとの旬や特徴、おすすめレシピも紹介!

さくらんぼは可愛らしい見た目に加え、プチっと弾けるような食感や甘酸っぱい味わいが楽しめる人気の果物です。自宅で食べるのはもちろん、採れたてを味わえるさくらんぼ狩りも、旬の時期ならではの楽しみです◎

今回は、そんなさくらんぼの旬について紹介します!品種ごとの旬の時期や、美味しさを長持ちさせる保存法も詳しく解説するので、食べ頃の美味しいさくらんぼを存分に楽しみたい人は、ぜひ参考にしてくださいね♪

さくらんぼの旬はいつ?

りんごやバナナなど、1年を通して店頭に並んでいる果物と違い、さくらんぼは限られた時期にしか出回りません。そのため、さくらんぼを逃さずゲットするには、旬を迎える季節をおさえておく必要があります◎

ここでは、さくらんぼの旬の時期や、さくらんぼ狩りにおすすめの時期について詳しく解説します。


さくらんぼの旬は春から初夏にかけて

さくらんぼの旬は品種や産地、気候など様々な条件によって異なりますが、おおむね春から初夏にかけてといわれています。中でも特に出盛りとなるのが5月から7月頃で、ハウスものは4月頃から出回りはじめますが、その数は少なく、国内で生産されている多くのさくらんぼは5月以降に収穫を迎えます。

また生産量の最も多い人気品種「佐藤錦」の旬は、6月中旬から6月下旬にかけて。佐藤錦はさくらんぼ品種の中でもちょうど中盤シーズンに最盛期を迎える品種です。

山形県では秋でもさくらんぼを収穫

さくらんぼの名産地として知られる山形県は生産量・栽培面積ともに全国1位を誇り、全国シェアは約70%です。山形県ではさくらんぼ栽培に適した気候や風土を生かし、様々な品種のさくらんぼが栽培されています。

品種ごとの旬は比較的短いさくらんぼですが、品種数が多い分、山形県のさくらんぼは長く楽しむことができます。産地直送のお取り寄せなどを活用すれば、10月頃まではゲットできるチャンスがありますよ◎

さくらんぼ狩りは5月から7月頃が狙い目

さくらんぼ狩りでは、採れたてのフレッシュな味わいが楽しめるほか、数種類の品種を食べ比べなど、自宅とは違った楽しみ方ができるのが醍醐味です。

そんなさくらんぼ狩りのシーズンは、先ほど紹介したさくらんぼの旬と同じく5月から7月頃がメインになります。ただし品種によって少しずつ旬の時期が異なるので、お目当ての品種がある場合は、あらかじめ農園へ連絡して1番美味しく食べられる時期を確認してから向かうと良いでしょう◎

さくらんぼ品種ごとの旬と特徴

ここからは、品種ごとの旬について紹介します。産地や気候などの条件でも時期がずれてしまうさくらんぼですが、品種ごとの目安を把握しておけば、旬を大きく外してしまうことは、まずありません。

今回は、特に注目の6つの品種について、旬の時期とそれぞれの特徴を比べてみましょう!

【生産面積1位】佐藤錦 6月中旬~6月下旬

数あるさくらんぼの中でも不動の人気を誇る佐藤錦は豊かな甘さと程よい酸味のハーモニーが絶妙で、果汁が豊富でジューシーな味わいが特徴です。

その優れた食味と人気の高さから「さくらんぼの王様」と呼ばれ、贈答用としても多く流通しています。佐藤錦の旬は6月中旬から下旬にかけてとやや短いですが、ハウス栽培の場合だと4月下旬から6月上旬頃まで収穫が可能です。

佐藤錦については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください♪


【生産面積2位】紅秀峰 7月上旬~7月中旬

佐藤錦を親にもつ紅秀峰は平成生まれの期待の新星。大粒なので食べ応えがあり、やや硬めの果肉は甘味が強く日持ちしやすいです。佐藤錦よりも紅く濃く色づき、ツヤハリのある外見から、ルビー色の輝きと形容されるほど。紅秀峰の旬は7月上旬から中旬頃で、お中元ギフトにピッタリです。

JAさがえ西村山の管轄エリアにある山形県寒河江市は、紅秀峰を生んだ園芸農業研究所(旧県立園芸試験場)があり、「紅秀峰の里」をうたっています。紅秀峰は、見栄え・味・食べ応えの3拍子そろったおすすめの品種です。

紅秀峰については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください◎


【生産面積3位】高砂 5月中旬~6月末

高砂は元々、アメリカの品種で可愛らしいハート型をした果実は贈り物にも喜ばれるでしょう。果皮が朱紅色をしているのも最大の特徴です。黄色地が徐々に熟れて赤くなっていくのですが、日のあたり具合によって赤からオレンジへのグラデーションができるので、一見ムラにも見えますが、この独特の色づきは美味しい高砂の証です。

しっかりとした酸味があるので、甘ったるいさくらんぼが苦手な人でも食べやすく、食べ飽きない味わいです。旬の時期は、ハウス栽培のものも含めると5月中旬から6月いっぱいまでとなっています。

高砂については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください!


【生産面積4位】紅さやか 6月上旬~6月中旬

こちらも佐藤錦を親にもつさくらんぼで、色づきの良さが特徴の品種です。他のさくらんぼに比べてとても濃い色をしており、ポリフェノールを多く含んだ果皮は、ジャムやワインに活用されることも多いんだとか。

紅さやかの甘さは濃い甘さというよりさっぱりとした甘さなので爽やかな味わいです。6月上旬から中旬に旬を迎える早生品種で、その年のさくらんぼのシーズンを知らせてくれる品種ともいわれています。

紅さやかについては、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください◎


【生産面積5位】水門 7月上旬~7月中旬

水門の近くで見つかったことにちなんで名付けられた品種で、北海道を中心に栽培されているのが「水門」(別名、「北光」)です。
果肉はやわらかめで、糖度が高い一方で、適度な酸味もあり、バランス良く濃厚な味わいを楽しめます。寒さに強く、雨による裂果が少ないのが生産者にとっても嬉しい点。
産地の気温が低いこともあり、7月上旬~7月中旬と、さくらんぼシーズンの後半が旬の品種です。

【山形県の新品種!】やまがた紅王 6月下旬~7月上旬

やまがた紅王〔通称・べにおう〕は、さくらんぼ王国山形が生んだ新品種!直径3cm程度と大粒(3L~4L)なのが最大の特徴で、それでいて味は大味ではなく佐藤錦並みの糖度を誇ります。
果肉が硬く、日持ちがするため、なかなか出荷しづらかった西日本や、海外輸出に期待を寄せられているのだとか。
そんな「やまがた紅王」の旬は6月下旬から7月上旬で、佐藤錦と紅秀峰の間の時期に出回ります。

やまがた紅王については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください!


食べごろのさくらんぼを見分ける方法

続いて食べ頃の美味しいさくらんぼを見分ける4つのポイントを紹介します。見た目で簡単に見分ける方法があるので、スーパーで購入するときや、さくらんぼ狩りの際に活用してみてください。

  1. 粒が大きく果皮にハリがあるもの(ハリがあって大きいものほど甘い)
  2. 軸の部分がしっかりとしていて緑色のもの(軸が枯れていると鮮度が悪い)
  3. 実にツヤがあって色が濃いもの(着色が濃いほど美味しいが濃すぎると熟れ過ぎの場合も)
  4. 色が濃いわりに実が硬く、お腹の部分が透明になってないもの(透明の場合は熟れ過ぎ)

さくらんぼは追熟しないので、白や黄色が残っているものは選ばないようにしましょう。全体的に「粒が大きく、色づきが良い、ツヤと張りがあり軸が太くて緑色」のさくらんぼが理想です。品種によって条件は多少異なりますが、軸の特徴はどの品種問わず共通しているので、ここを最優先して選ぶと良いでしょう。

旬を迎えた食べ頃のさくらんぼを見分けるポイントは、主に4つあります。見た目で簡単に見分けることができるので、スーパーで購入する際やさくらんぼ狩りでぜひ活用してください◎

  1. 粒が大きく果皮にハリがあるもの(ハリがあって大きいものほど甘い)
  2. 軸の部分がしっかりとしていて緑色のもの(軸が枯れていると鮮度が悪い)
  3. 実にツヤがあって色が濃いもの(着色が濃いほど美味しいが濃すぎると熟れ過ぎの場合も)
  4. 色が濃いわりに実が硬く、お腹の部分が透明になってないもの(透明の場合は熟れ過ぎ)

さくらんぼは追熟しないので、白や黄色が残っているものは選ばないようにしましょう。全体的に「粒が大きく、色づきが良い、ツヤと張りがあり軸が太くて緑色」のさくらんぼが理想です。品種によって条件は多少異なりますが、軸の特徴はどの品種問わず共通しているので、ここを最優先して選ぶと良いでしょう。

美味しいさくらんぼの選び方については、こちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください◎


旬のさくらんぼを長持ちさせる保存のコツ

さくらんぼはデリケートな果物で、収穫後はだんだんと品質が落ちてしまうため、できるだけ早く食べきるのがベストですが、どうしても数日保存したい場合は、温度と湿度の変化に注意しましょう。

さくらんぼは基本的に常温保存するのが正解で、風通しが良く涼しい場所に置きます。また乾燥しないよう、新聞紙で包んだり、保存容器に移して密閉しておくと鮮度が長持ちしますよ◎なお、クール便など冷蔵状態で届いたさくらんぼは、常温保存すると劣化を早めてしまうため、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

さくらんぼの正しい保存方法についてより詳しく知りたい人は、こちらも合わせてチェックしてみてください♪


大量消費にも役立つさくらんぼのおすすめレシピ3選

旬のさくらんぼは、生でそのまま味わうのが最も美味しい食べ方ですが、食べ頃を過ぎてしまったり、消費しきれそうにないさくらんぼは、調理することで無駄なく美味しく味わうことができます◎

ここでは、大量消費にも役立つさくらんぼのおすすめレシピを3つ紹介するので、さくらんぼの消費に困った際はぜひお試しください!

レシピ①さくらんぼの白ワイン煮

簡単美味しい大人のデザートをご紹介します。さっぱりとしていて食後のデザートにもぴったりの一品です。仕上げにリキュールを加えても◎ドリンクに入れたりゼリーを作ったりするのにも重宝します。

<材料>

さくらんぼ:400g、白ワイン:200g、水:1カップ、グラニュー糖:200g、レモン汁:大さじ1

<作り方>

  1. 鍋に白ワインを入れ、沸騰したら水とグラニュー糖を加え煮溶かす
  2. 1 にさくらんぼとレモン汁を加えて中火で煮る
  3. 2 がふつふつとしてきたら弱火にして5〜10分ほど煮る
  4. 3 を火からおろし、鍋ごと氷水で冷やす

レシピ②さくらんぼドレッシング

さくらんぼの甘酸っぱい風味は、ドレッシングにするのもおすすめ。お好みのオイルと調味料でアレンジも可能ですよ。

材料


さくらんぼ:10粒くらい、オリーブオイル:大さじ2、白ワインビネガー:大さじ1、塩:小さじ1/3、こしょう:少々、はちみつ:少々

作り方

  1. さくらんぼををきれいに洗い、種を取り除く
  2. 1 とすべての材料をミキサーに入れかくはんする

レシピ③さくらんぼのレアチーズケーキ

オーブンなしで作れるレアチーズケーキのレシピ。手順は多いように見えますが、意外に簡単に作れます。ぜひ試してくださいね。

材料 【15cm丸型(底取)1台分】

  • (コンポート)さくらんぼ200g、レモン汁大さじ1、砂糖20g
  • (チーズ生地)クリームチーズ:200g、生クリーム:200cc、砂糖20g、ゼラチンをふやかす水:大さじ3、粉ゼラチン:8g
  • (底生地)ビスケット:10枚くらい(約60g)、無塩バター:40g

作り方

  1. (下準備)クリームチーズは常温に戻し、耐熱容器に水と粉ゼラチンを入れてふやかしておく。
  2. (底生地を作る)ビニール袋にクッキーを入れて砕き、バターを入れて混ぜ合わせる
  3. 型の底にラップかクッキングシートを敷き、2 を敷き詰めて冷蔵庫で冷やしておく
  4. (コンポートを作る)さくらんぼは軸を取り、半分に割って種を取り除く
  5. 耐熱ボウルに4とレモン汁、砂糖を入れて混ぜ、ラップをしてレンジで加熱する(600Wで2分程度)
  6. 一旦取り出して混ぜたら、再びラップをせずに1〜2分加熱して冷ましておく
  7. (チーズ生地を作る)ボウルにクリームチーズを入れてやわらかくなるまで混ぜる
  8. 7 に砂糖を入れ、生クリームを加えながら都度よく混ぜる
  9. ふやかしておいたゼラチンをラップなしでレンジで加熱し溶かす(600Wで10秒)
  10. 9 を8 に加えて混ぜたら、さらにコンポートを加えてゴムべらで混ぜる
  11. 10 を3 に入れて平らにならし、冷蔵庫で冷やす

さくらんぼを食べてJAさがえ西村山の挑戦を応援しよう!

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!