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さくらんぼは冷凍保存できる?保存のコツや期間、おすすめアレンジレシピも紹介!

さくらんぼは冷凍保存できる?保存のコツや期間、おすすめアレンジレシピも紹介!

初夏に楽しめる真っ赤なさくらんぼ。子供から大人まで大人気の果物ですが、とてもデリケートなので、いざ食べようとしたときに傷んでいた…なんて経験したことある人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、そんなさくらんぼの美味しさをキープできる、冷凍保存のやり方について紹介します!冷凍さくらんぼを使ったおすすめのアレンジレシピもあるので、日持ちしないさくらんぼを最後まで美味しく味わいたい人はぜひチェックしてくださいね♪


さくらんぼは冷凍保存できる?

さくらんぼは常温または冷蔵で保存するイメージがありますが、実は冷凍保存も可能なんです◎

冷凍で保存することによって保存期間がグンと伸びるので、すぐに食べる予定がないときや、数日で食べきれない量を頂いた際はぜひ試してみてください!

冷凍保存のやり方とコツ

さっそく、さくらんぼを冷凍保存する手順を見てみましょう。

  1. ボウルに水を張り、そこにさくらんぼを入れて揺らすようにして優しく洗う
  2. ペーパータオルで水気をしっかりと拭き取る
  3. 冷凍用保存袋にさくらんぼを重ならないように並べて入れて密閉する
  4. できるだけ他の食品から避けて冷凍庫に入れる

手順3で、しっかりと空気を抜いてから密閉するのがポイントです。またさくらんぼは水気が残ったまま保存すると劣化しやすく、味が落ちたり変色してしまう可能性があるため、水気はしっかりと拭き取ってから保存袋に移すようにしましょう。

冷凍なら1~2カ月保存できる

上記の方法で冷凍保存したさくらんぼは、約1~2カ月ほど日持ちします。常温や冷蔵で保存した場合は2~3日しか日持ちしないので、比較してみるとその差は歴然ですね。

さくらんぼは、母の日やお中元などの贈り物としても人気なので、一度にたくさん頂くこともあるでしょう。そんなとき、冷凍保存のやり方をおさえておけば、旬のさくらんぼを長く美味しく楽しむことができますよ。またこちらからお相手にさくらんぼを贈る際、冷凍保存のやり方を手紙などに添えてあげると親切ですね◎

贈り物にもおすすめな、山形県産の美味しいさくらんぼに興味がある人は、こちらもぜひチェックしてみてください♪


数日で食べきるなら常温保存がおすすめ

さくらんぼを「長期間保存」するなら冷凍保存がおすすめですが、数日で食べきれる場合は常温保存がベストです◎

さくらんぼを常温保存する際は、温度と湿度の変化に注意しつつ、直射日光の当たらない涼しい場所で保管します。また食べる直前に冷蔵庫で軽く冷やすと、果肉が引き締まり、さくらんぼ本来の甘みやジューシーさをより強く感じられますよ。ただし冷やしすぎると甘みが損なわれてしまうので、あくまでも1~2時間程度を目安に冷やしましょう。

さくらんぼの上手な保存方法や日持ちについてより詳しく知りたい人は、こちらも合わせてチェックしてみてください♪


冷凍保存したさくらんぼの色や品質の変化は?

さくらんぼを冷凍すると、急激な温度変化による乾燥と結露によって変色してしまうことがあります。これを防ぐためには、冷凍庫に入れる前にしっかりと水気を拭き取り、できるだけ保存袋を密閉することが大切です。

また冷凍保存では、さくらんぼが傷むのを長期間防ぐことはできますが、生の状態と比較すると、どうしても食感が変化してしまいます。しかし冷凍によって食感が変化したさくらんぼも、食べ方を工夫することで、生のさくらんぼとはまた違った美味しさを楽しむことができますよ◎


冷凍したさくらんぼの食べ方は?

ここからは、冷凍したさくらんぼを美味しく味わう食べ方について紹介します。

生のさくらんぼは果汁たっぷりでジューシーな味わいが魅力ですが、冷凍したさくらんぼはひんやりと冷たく、夏のデザートにピッタリです◎味わいや食感は少し変わってしまいますが、冷凍さくらんぼも十分美味しく食べることができるのでぜひ試してみてくださいね!

シャーベット感覚で半解凍のまま食べる

冷凍したさくらんぼは全解凍せずに、半解凍のままシャーベットのように食べるのがおすすめです。普段はパリッとジューシーなさくらんぼも、冷凍することでシャリシャリとした独特の食感になります。あえて全解凍しないことでその食感が生かされ、より美味しく食べられますよ◎

冷凍したさくらんぼを半解凍させる際は、「食べる分だけ」を取り、常温で3分ほど置きます。表面に白い霜がついた状態で、好みの硬さまで溶けたら食べ頃です♪

解凍して食べる際の手順と注意点

冷凍したさくらんぼを解凍する場合は、氷水解凍がおすすめです。ボウルに氷水を張り、そこに凍ったさくらんぼを沈めてゆっくりと解凍していきます。全解凍したさくらんぼは生の食感とは多少異なりますが、それでも十分美味しく食べることができますよ◎

ただし一度解凍したさくらんぼは時間が経つにつれ水分が出てしまう上、変色しやすく風味も落ちてしまうため、できるだけ早めに食べ切りましょう。また解凍したさくらんぼを再冷凍するのも、品質上おすすめできません。

加工したさくらんぼは冷凍保存できる?

そのままではなく、加工したさくらんぼも冷凍保存が可能です。それぞれのやり方は、以下の通りです◎

【生ピューレ】

  • 保存方法:保存袋に入れて空気を抜いて密閉し冷凍
  • 解凍方法:流水解凍・凍ったまま加熱調理

【焼きさくらんぼ・コンポート】

  • 保存方法:保存袋に入れて密閉するかラップで隙間なく包んで冷凍
  • 解凍方法:自然解凍・流水解凍・加熱調理

【ジャム】

  • 保存方法:保存袋に入れて空気を抜いて密閉し冷凍
  • 解凍方法:自然解凍・流水解凍・加熱調理

加工したさくらんぼを冷凍保存する際は、生のさくらんぼ同様に空気を抜いてしっかりと密閉することが大切。焼きさくらんぼやコンポートなど、粒感が大きく残っているものはラップでも保存できますが、ジャムやピューレは液漏れの恐れもあるため、必ず保存袋に入れましょう!

冷凍さくらんぼのおすすめアレンジレシピ

ここからは、冷凍したさくらんぼをそのまま食べる以外の楽しみ方について見ていきましょう!さくらんぼは他の食品との相性が良く、一度冷凍しても甘酸っぱい味わいは変化し辛いです。その特性を上手く生かし、冷凍さくらんぼをより美味しく楽しめるアレンジレシピを、3つ紹介します◎

レシピ①さくらんぼのスプレッド

パイのフィリングやジャム代わりに使えるスプレッドのレシピです。ジャムよりもあっさりしていて、さくらんぼの風味を楽しめますよ。

材料

  • 冷凍さくらんぼ:100g、砂糖:40g

作り方

  1. 冷凍さくらんぼを解凍し、種を取り除いてから細かく刻む
  2. 鍋に1 と砂糖を入れ、中火にかける
  3. 砂糖が溶けたら弱火にし、さくらんぼの果肉を潰しながら煮詰めていく
  4. 煮詰まったら完成

さくらんぼは、種を取り除いてからでも冷凍可能です。冷凍さくらんぼのアレンジを簡単にするためには、種を取ってから冷凍しるのもおすすめですよ。

レシピ②さくらんぼシャーベット

さくらんぼを冷凍する工程と冷凍さくらんぼをアレンジする工程をひとつにした、とっても簡単なスイーツのレシピ!お好みの乳酸飲料と一緒に作ってみてくださいね。

材料

  • さくらんぼ、好みの乳酸菌飲料(原液)

作り方

  1. さくらんぼをきれいに洗い枝を取り除く
  2. 冷凍用保存袋に1 を入れ、浸るように乳酸菌飲料の原液を注ぐ
  3. 2 の口をしっかりと閉じ、冷凍庫へ入れる

食べる際は、乳酸機飲料を崩すように少し揉んでから器に盛り付けましょう。炭酸で割ってドリンクにするのもおすすめですよ。

レシピ③さくらんぼのフラペチーノ風

冷凍さくらんぼと生クリームなどを一緒にミキサーにかけるだけで手作りフラペチーノの出来上がり。凍ったさくらんぼを使えば氷を入れる必要がなく、より滑らかな仕上がりになります。

材料

  • 冷凍さくらんぼ(種取り)、生クリーム、ガムシロップ、インスタントコーヒー

作り方

  1. すべての材料をミキサーに入れ、滑らかになるまでかくはんする
  2. 器に盛り付ける

濃厚な味わいが好みの方は、バニラアイスを一緒に混ぜるのもおすすめですよ。

まとめ

さくらんぼや桃、りんごなどのフルーツをはじめ、日本で有数の「米どころ」としても知られる山形県さがえ西村山地区。豊かで寒暖差のある自然環境と生産者のたしかな技術によって、「さくらんぼの王様」といわれる佐藤錦など、四季折々の美味しい食べ物を全国にお届けしています。

そんなさがえ西村山地区に拠点を置き、山形県の中央エリアを管轄するJAさがえ西村山では、2023年より「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」を目指し、新たな取り組みをスタートしています。

気候変動問題が世界中のイシューとなる中で、全国の生産者にはカーボンニュートラルの実現に向けて化学肥料の低減が求められています。(みどりの食糧システム戦略)

とはいえ、化学肥料を減らすと、収入減少の怖さがあり、生産者にとって大きな負担を強いる可能性があります。そこでJAさがえ西村山では、バイオスティミュラントという新しい農業資材に着目し、生産者の負担を軽減する、新しい栽培方法の開発に挑戦しています。

バイオスティミュラントは、植物に生理学的刺激を与えることで、環境ストレスを受けたために発揮されていない「農作物が本来持っている能力」を、最大限まで改善する資材として期待されている新しい農業用資材です。 農作物の品質や収量の向上や、栄養吸収率を高めることによる化学肥料使用量の低減などの効果をもたらします。
【引用元】バイオスティミュラント 活用による 脱炭素地域づくり協議会

特に、栽培過程で生じる「ゴミ」である食品残渣からバイオスティミュラントを生産することで、「食品から食品」を生む環境負荷の低い栽培を実現し、気候変動に負けない、持続可能な産地を目指しています。

現在、さがえ西村山地区では「さくらんぼ」「桃」「りんご」「米」「なす」の5品目でこの取り組みを実施しているそうです。ぜひ、気候変動問題に果敢に取り組む産地の商品を購入して応援していきましょう!